今回はとある廃校を求めて愛知県の山奥まで向かった。
あまり期待はしていなかったが思った以上に魅力的で大量にシャッターを切っていった。規模の割にいつもより画像多めで廃校の雰囲気を味わっていただければ幸いだ。

この辺りは戦後、満洲国から引き揚げた人々が森林を開拓して作った集落ということ。
近くに道の駅も存在するのだが、そこからさらに標高の高い場所に位置している。3月の日中というのに道の隅には残雪が残っていた。


校舎の外観。隣にはキャンプ場が広がっている。グラウンド跡地を活用しているのかな。


校庭には使われなくなった遊具が寂しそうに置かれていた。



教室3〜4クラス分といった小さな木造校舎だ。


離れにトイレと裏側に別棟がある。


パステルカラーが素敵なトイレ。

自分のことは自分でやる。当たり前のことを当たり前にする。こういう教育は大事。

こういう入り口からチラッと見える景色が好き。トイレと同じくパステルカラー。とても可愛い廊下に気持ちが昂る。もうこの時点で当たり物件と確信。絶対私が好きなヤツ。



うん。いいね。
規模は小さいが素敵な空間だ。淡いカラーと子供たちの描いた作品が情緒的。原色の警報機の色が際立つ。

それでは教室へ・・・





こんな感じで教室には何も残されていない。



廊下側から丸見えだから分かっていたことなんだけどね。




所々に落書きが残されている。
私もうんこの絵はよく書いたなー。
洗濯バサミの色合いも校舎にマッチしていると思う。

廊下の奥には謎の巨大ポリタンクが鎮座している。灯油でも入っていたのかな?

管理人室へ。









管理人室は流石に廃校後に付けられたのではないかと思う。請求書の周辺なんか確認しとくべきだったな。廃校らしい残留物は校舎内でもここが一番多い。先ほどの教室と違って老朽化が著しく、床が今にも抜けてしまいそうで非常に危険であった。



ポリタンクの周りには可愛いイラストがいっぱい。
きっとこの先には黄色い熊さんがいるはずだ。デ○ズニーさん怒んないでね・・・



こっちから見た廊下も素敵。
ありがとう夏のメッセージ。林間学校にでも使ったのかな?
ありがとうと私も言いたい2021の初春。

正面玄関と靴箱。

玄関から廊下へ向かうととんび村と描かれているイラストがお出迎え。
とんび村ってなんだろう。

ポリタンク側の廊下にもう一室。
ここから見える廊下の景色は堪りません。黒板・イラスト・可愛いカラー・木造校舎の廊下とこれでもかと好きな要素が詰め込まれている。




ノート(大嘘)
私もこういう悪戯はやりましたなー。


ゴン太。

窓際にはチリンチリン、風鈴がある。

ゴン太の部屋を抜けると・・・




炊事場に到着。
配送ではなくここで給食を作っていたのだろう。
降り注ぐ自然光と人工物と自然物の融合がお見事!


コロナ時代では必須となったアイテムも標準装備。
衛生管理の意識の高さが伺える。私の学校は霧吹きでシュッだったな。

これで校舎は一周。
いやいや、廃校diaryなど名付けてさくっと記事にしようかと思ったものだが全然まとまらず長編となってしまった。この後は離れの別棟へ続く。

ここの黒板手前を右折すると渡り廊下だ。

渡り廊下の先にある小屋。




ここは元々倉庫だったのだろうか。
農具と学校の残留物が置かれている。農具も使われている形跡なくただ時を過ごしているようだ。


「おめぇーの席ねぇから!」
ドラマの台本には全て濁点が振られていたという逸話が好きだ。



窓ガラスコレクション。昨今ではあまり見かけなくなったデザインのガラスと鍵。私の祖母の家の柄は何だったかな。

終わり。
もう少し画像を吟味できるようにがんばりましょう。
感想
いやー癒される!
木造校舎の魅力に満ち溢れている物件だった。
木のぬくもりと暮らしの中に夢を作ろうと静岡県のローカルCMでも言われているが木造校舎は確かにぬくもりを感じ、不思議と心が和らぐ。規模も小さいし残留物も多くないが、どこを切り取っても絵になり、訪れた者の心を満たす素敵な校舎だった。