廃屈な日々

廃色の景色を求めて西へ東へ

廃線さんぽ 三河広瀬駅(名鉄三河線)

 

haikutu.hatenablog.com

廃線となった名鉄三河線の通称「山線」。

終着駅である西中金駅のひとつ手前、三河広瀬駅も線路を歩くことができる。

 

木造のこじんまりとした駅舎が残る。

 

西中金駅同様に喫茶店として再利用されている。

今回は営業時間外であったが、休憩スペースとして構内は開放されていた。

五平餅など食べられるらしい。構内には近隣の案内のほか、往年の駅や列車の姿を写した写真が飾られていた。

 

もちろん駅のホームにも行ける。

 

数メートル移転した西中金駅と違って当時の姿のまま残る。

 

木々の彩りは秋が深くなる一歩手前といったところか。それにしても一雨ありそうな怪しい雲が広がっている。

 

せっかくなのでホームの端まで来たからそのまま豊田市駅側へ進む。

左手には季節外れの寒桜が咲いていた。この辺りのスペースはパークゴルフ場としても整備されていた。

 

しばらくすると木々で覆われ周囲は薄暗くなる。

 

小さい秋みーつけた。

 

そんな感じで趣に浸っているとあっという間に終点に着く。この先は行き止まりとなっていた。

 

さて戻ろう。

今度は終点の西中金駅を目指して歩くとするか。

 

三河広瀬駅の隣には一級河川矢作川が流れる。

紅葉って近くで見るより遠くで見た方が美しい。だって汚い部分を見なくて済むから。

 

うむ。いまいち分かりにくい案内図。とりあえず線路を辿っていけばええんやろ。

 

森の中に敷かれたレール。

この辺りで小雨がパラついたが木々が私を守ってくれた。

 

法面を守る柵も年季が入っておりますな。

 

路面はそれなりに荒れている。今更ながらそれなりにウォーキングに適した靴の方が良いかも。私はお気に入りの靴を傷だらけ泥まみれにして帰りましたよと。

 

踏み切り跡。平成16年も遠い昔になったよね・・・。

 

ちょっと歩きやすくなってきたぞ!

 

踏み切り跡を進むと安全第一の柵で区切られていた。

もしかすると踏み切りの場所の柵から入っちゃいけなかったのかな。分かりにくいぞ。

 

住宅街と並列する形で路線が続く。

 

しばらく歩くと広瀬トンネルに突き当たる。当時の情景が目に浮かぶ文面で良いですなー。

 

田園風景というのは過去の話で現在はほとんどが荒廃農地となっている。せめて、かつての情景を思い浮かべながら歩いてみよう。

 

そして、気持ちよく歩けるのはここまで。何故ならば・・・。

 

うーん、この。

”わりぃがこっから先は一方通行だ”と言わんばかりに進進入を拒む泥だらけの線路・・・。

 

私くらいのプロフェッショナルなら線路の上をバランス良くほほいのほい。

・・・なんて上手くいくわけなく即座に落下。靴は泥だらけ。それでも少し進むと多少はマシな路面になりますよ。

 

広瀬トンネルに到着。

見ての通り結構荒れている。この辺りで雨がまた降り出してきたため撤退を余儀なくされた。

 

女心と秋の空。

トンネル前では確かに降っていた雨も束の間、空は晴れ間が広がってくる。

 

この差し込む光が何とも幻想的なこと。

荒廃農地に広がるススキとともに秋らしい景色をプレゼントしてくれた。

こういう景色を写真で表現できるようになればいいのだけど・・・修行はまだまだ続くということだ。