廃屈な日々

廃色の景色を求めて西へ東へ

廃校 門谷小学校 愛知県新城市

大正時代の木造校舎

愛知県新城市にある旧門谷小学校。

1872年に開校し、1970年に鳳来小学校と共に鳳来寺小学校に統合されて廃校となった。少し前の朝ドラ「エール」のロケ地として知られ、鳳来寺の表参道沿いに位置している。

 

右横の立て看板から抜粋すると

・江戸時代の寺子屋が前身

・明治5年に郷小学校として始まった

・現在の校舎は大正14年に建てられたもの

昭和が遠くなった

 

・・・ということ。郷小学校って単なる名前なのか尋常小学校的な何かだろうか?

 

桜並木を抜けた先に校門が見える。

この学校は月・火・水曜日限定で「緑のパッサージュ」というカフェが営業している。その際に校舎も開放され、自由に見学ができるのだ。

 

パッサージュはフランス語でアーケードや通り抜ける小径を意味し、門谷小学校跡の校庭に出店している。パン屋とコーヒー店を中心に期間ごと様々な店が展開されている他、イベントが開かれることもあるということ。

 

校舎へ行く前に是非寄ってもらいたい場所。

校門の手前から脇道を降りれば側を流れる小川(音為川)にアクセスできる。

 

アーチ状の石造りのトンネルは見るだけで素敵だが中に入るとさらに美しい自然風景が堪能できる。

 

秋には彼岸花や紅葉も見れるそうで門谷小学校自慢の風景。

それでは校舎の見学へ。

パン屋さんは平日限定というのに人気が凄まじく、12時の開店前から並び札が配られる状況だ。コーヒー店は9時からやっているため、一声掛けてから見学しよう。

 

木造の渡り廊下。

水道設備は現在でも使用されている様子。

 

離れの校舎はイベントスペース。

大正時代の木造校舎ということだが保存状態は良好。こりゃロケ地にもなりますネ。

 

校門の横に並ぶのが緑のパッサージュ。どの店もお洒落で素敵。

 

瓦屋根で平屋というお手本のような木造校舎。

表札のかわりに緩い立て看板。

 

交歓(こう–かん)

名:互いに打ち解けて楽しむこと

 

校訓は「強く 正しく 優しく」

宝塚音楽学校は「清く 正しく 美しく」

プリンセスプリキュアは「強く 優しく 美しく」

 

玄関周り。

 

校訓額の裏側には設置経過が詳細に記されている。

 

読めるかな?

 

お楽しみの校舎探索へ。

 

木造校舎の温もりにノスタルジアが止まらない。

 

中の保存状態も凄まじく良好。

さすがに中まで大正時代そのままというわけでなく、改修は行っていそう。

 

教室はどこも畳が敷かれている。

 

渡り廊下と繋がっているのが下駄箱とトイレ。

 

門谷小学校の隣にあった鳳来寺高校のスリッパ。ちなみに2011年に閉校となっている。

 

校舎は非常灯以外の照明はなく裏が山ということもあり昼でも薄暗い。ついでに緑色かぶりも凄くて撮影者泣かせの場所でもある。

 

校舎裏。

 

水道。

 

講堂。

 

掲示物以外の残留物が少なくて残念。

それでも、木造の廊下さえ見れれば満足しちゃう。

 

平日3日限定と人によっては難易度が高いけれど、こうやって公開してくれるのは本当にありがたい。

 

12時過ぎ、パン屋さんが到着。

私の札は3番。到着してから陳列などの準備があるからすぐに買えるわけじゃないけど迷惑を掛けないように店の前で待とう。

 

美味しいパンに美味しいコーヒーそれと木造校舎。小さな幸せここにあり!