廃屈な日々

廃色の景色を求めて西へ東へ

虎杖小学校 廃校

秘密の丹後半島

丹後半島の山間にあった虎杖小学校。

 

集落から離れた小高い丘の上に二階建ての校舎が残っている。

 

虎杖小学校は1964年に開校し91年に近隣の小学校と統合する形で閉校となった。「虎杖」と10年前なら読めなかった名称だが、呪術廻戦のおかげでバッチリ読める。

 

校舎の前には廃校にありがちな埋まったタイヤの遊具が残る。

 

校舎前。

 

非常階段。右手には井戸の跡もあった。

 

校舎裏。日当たり悪く路面はどろどろ。

 

校舎の中はウェルカム状態。

 

開校時期と立地を考えると木造校舎を想像してしまうが立派な鉄筋コンクリート。閉校から30年以上経つが往時の姿を保っている。

倉庫に残る生徒の作品。

校舎をよく見ると隣接した建物がある。

 

校舎横を見ると何だか無理くり塞いだ穴と屋根のような跡がありますね・・・。

渡り廊下があって体育館でもあったのだろうか。

 

倉庫の奥には宿直室?

 

1階は倉庫と宿直室、階段と出入り口を挟んで教室が3室と奥に大部屋がある。

 

美しい階段。

 

いい雰囲気の廊下。

 

昭和三八年度卒業生が寄贈した鏡。

 

水道の蛇口が無事なのも珍しい。さすが山奥!

 

奥の大部屋には大量のドラム缶が並ぶ。

 

閉じることのできないドア。

 

教室に佇む電話。

 

何か違和感が・・・

 

ダイヤルが無い?

レバーみたいのが付いているけどどうやって使うのだろうか。

 

結構な山奥だと思うけど最近の日付で訪問者も多い。横浜から何時間掛かるのだろう。

 

小さい教室にはもう少し広い画角で撮りたかった。これには訳がある。

 

石綿が使われていてもおかしくない年代だよな。

ちょうど騒がれた頃に高校生で技術室とPC室などがあった別棟に使われていたっけ。

 

おっと、話が逸れたか。

別に深い訳があるのではなく、スズメバチの襲来に逢って一目散に逃げ帰っただけなんですわ。

 

廊下にブーンと羽音が響く中、ここは職員室かな。

 

かなりゴタゴタとしている。

レトロ家電萌え。

 

謎の端子も好き。

 

私も別に1匹のスズメバチごときにビビるものでは無いですよ。

 

本当の恐怖はここから。
羽音が2階から聞こえる中、恐る恐る上がってみると「カチッカチッ」と例の警告音を鳴らしながら威嚇してきましたとさ。

 

・・・というわけで退散!

この廃校は二度目の訪問だから分かるけど見所のほとんどは2階なんすよ。外観から察するに、2階の割れた窓の先に巣があるんじゃないでしょうか。こんな場所で刺されたらたまらんよ。

 

どこか消化不良で終わってしまって悲しいが命は大事。

スズメバチの警告音は初めて聞いたが爪先同士でカチカチ当てるような音だった。目の前でホバリングされるのも生きた心地しなかったなー。

 

校舎から少し登るとキャンプ場の跡もあった。

おそらくだが、廃校後はキャンプや自然学習の場として使われていたのではないかと思う。

 

2階に見所があると分かった上での撤退はかなりの心残り。それでも無理はできんよね。場所が場所なだけに次はいつ行けるか分からないけど秋口の訪問は絶対に避けよう。