廃屈な日々

廃色の景色を求めて西へ東へ

旧大鎌小学校 和歌山県 廃校

緑に沈むオルガン

朝日が眩しい山間の集落にある廃校。

 

巨大なクスノキの隣には百周年の記念碑。

今回訪れた大鎌小学校は1879年に開校し1978年に閉校を迎えている。統合のため100年の歴史を閉じた。閉校記念碑も兼ねて建てられたのだろうか。

 

築年数としては140年以上の歴史があるということでガタが来ている様子。玄関の庇は完全崩壊。

 

窓から見える内部も床が抜けてしまっていた。

 

裏口はギリギリ原型を保っている。

 

瓦が並ぶ廊下とシダの葉が生い茂る冷蔵ケースとハシゴが残った教室。うむ、謎だ。

 

教室は後にして他の部屋を散策したがご覧の有様。

 

崩れゆく校舎の内部。

 

微かに残る思い出のかけら。

 

剥がれた床材の間から伸びるシダの葉。そして天井の歪み。

 

窓の外を目指して枯れた枝が巡る季節を感じさせる。

 

冷蔵庫と冷蔵ケースに挟まれるハシゴという謎空間。

 

そんな中、抜けた床に沈むオルガンに出会う。

 

オルガンを囲むように生い茂るシダの葉・・・。

 

言葉を失ってしまうほどの退廃美。

 

それを写真で表現することができないのが惜しい。

現実はもっと美しい。腕が無いことをここまで恨んだのは久しぶりだ。

 

教室内。

真ん中には壁があったのかな?

床材が無かったり基礎が無かったりと中途半端に解体でもしたのだろうか。

 

以上が旧大鎌小学校。
解体や崩壊で面影こそ消えていたが極上の退廃美を見せてくれた。

 

学校の坂を下ると神社があった。

ルートによってはとんでもない道を走らされるため訪問は計画的に!