廃屈な日々

廃色の景色を求めて西へ東へ

佐野駅周辺の盛り場を歩く② 栃木県佐野市

諸行無常の盛り場跡

ギオン小路の鐘の声。

まさかこんな場所と出会うとは・・・。

 

佐野駅前の商店街を曲がると何やら蔦に覆われた物件があった。

 

居酒屋あいりん。

現役でもおかしくない見た目だが食べログだと掲載保留となっている。

 

この手の場所は夜になってみないと分かりませんなぁ。

 

それにしても蔦が凄い。

真夏に来たらどれだけの緑に覆われるのだろうか。

 

あいりんの先には料亭や居酒屋が連なっていた。

 

この通りは「二条通り」。

市役所に隣接する「ギオン小路」に続き京の都と関係ありそうな名前。

 

それにしても凄い曲がり方をした電柱だ。

 

周辺にも居酒屋やスナックの類が点在。

 

こちらの物件も随分と年季が入っていそうだ。

 

しかし、真打はその反対側にあった。

 

なんじゃこりゃ。やべーぞ!

 

さっきの電柱と負けず劣らずな看板の曲がり具合。街の経年変化を楽しもう。

 

こういう意図せぬ出会いほど嬉しいものはない。人生にはサプライズが必要なのですよ。

 

落ち着け落ち着け・・・。

真打の前にまずは周辺から攻めよう。

 

大衆酒場なみ子横の路地。

 

ぱっと二条と書かれた提灯。この辺りは二条界隈ということで良いのかな?

 

長く伸びた街灯。

右手には居抜きの真新しい小洒落たゲストハウス。

 

アパートの1階部分はスナック。

 

右に曲がると真打の通りとコの字で繋がる路地。

 

ここは台湾か?

異国情緒の雰囲気の中でギョーザセットの幟が日本的すぎる。

 

どうやら現役の店も残っている様子。

次々と現れる摩訶不思議な光景に脳の処理が追いつけない。

 

それでは真打と対面しましょうか。

 

重厚な鑑札。

佐野警察署の文字が嬉しい。

 

どれだけの年月ここに存在しているのだろうか。想像もできない。


この物件と出会えただけでここまで来た意義があった。静岡市からだと栃木県は思ったより遠いのよ・・・。

 

二条通りへ戻り周辺の散策を再開。

ふと見た路地と真打のある盛り場と繋がっているじゃありませんか。

 

向かい側にいた時はここの存在に全く気がつかなかった。何も落ち着いていないじゃないか。

 

この空き地にも昔は店があったと予想。

 

この空間はやっぱり凄い。

 

真打のあるブロックを中心に細い路地にも店舗跡があった。

 

どことなく赤線的な匂いを感じるが遊郭のあった堀米町とは距離がある。

 

旅館ぽい雰囲気のする居酒屋。

 

店舗は脇の路地。

 

こんなもんですかね。

 

以上、佐野駅周辺の盛り場。

気楽に考えて寄ったらまさかの大物と遭遇。RPGだったら負けイベントみたいなサプライズ。これがあると知っていたらメインのカメラで撮影したかったかな。今回使用した安物中華レンズは逆光と暗所の色再現が駄目駄目で苦労しました…。