廃屈な日々〜旅と廃墟の回顧録〜

静岡県を中心にちょっと違った旅の記憶と記録。

千本桜商店会 神奈川県大和市

桜満開の千本桜商店会

神奈川県大和市にある千本桜商店会。

傍に流れる引地川沿いの桜並木が自慢の商店街。

バス停は商店「街」だけど商店「会」が正式名称。

ここの存在自体は数年前から認識していたが、せっかくだから春の時期に訪問しようと決めていた場所だ。

 

商店街の構成は片蓋式アーケードのある通りと無い通りで半々といったところ。

 

アーケードは非常に短い。

この日は道路工事があり、常に渋滞していた。

 

屋根は頑丈な鉄筋製。名前の通り桜色のカラーが可愛らしい印象だ。

 

商店街は残念ながら営業している店の方が少ない様子。

 

www.townnews.co.jp

こちらの記事に現状がまとまっている。

要約すると、20年程前は30軒以上の店があったが、現在は7軒を残すのみ。かつては街の中心であったが、高座渋谷駅の再開発に伴って移動してしまったということ。

 

営業している店の周囲を見ても隣が空き地になっていたり、住宅へ転用が目立つ。

 

この無人販売店は新しそう。

 

シャッターの降りた店のほとんどに面影がない。

 

これはレンタルビデオ屋の跡地だろうか。

 

途中にあったバス停から桜を眺める。商店会自慢の桜を見に行こう。

大変美しゅうございます。

曇り空なのが残念だけど、春に来て正解な場所だ。この日も花見客がいっぱい訪れていた。

 

ついでに川沿いをお散歩。

 

千本桜の名前に恥じない圧巻の桜並木。

 

管理が行き届いている印象で季節の花々と桜の共演を楽しむことができた。

 

道路沿いから見ても綺麗。

 

アーケードにあった居酒屋も満員御礼。

24年3月放送のアド街高座渋谷だったということで、この辺りもたくさん取り上げられたみたい。商店街を歩いていたら近所のオバ様に「アド街出たよ〜」と声を掛けられた。

 

商店会の看板はファミリーマートの手前まで続いている。

 

商店街らしい景色は少ないが昔ながらの駄菓子屋に人だかりがあった。人がいなかったら遊びたかったな。

 

以上が千本桜商店会。

小さな商店街であったが美しい春の景色とともに思い出に刻まれた。

また春に会いましょう。

 

www.youtube.com

何とテーマソングが存在する。

聞いてみたが超エモい。心にグッときます。みんなで歌おう。