2022-01-01から1年間の記事一覧
長野県千曲市にある戸倉上山田温泉。 厳密にいえば戸倉温泉と上山田温泉とふたつの温泉郷の総称らしい。 そこそこ名の知れた温泉郷ではあるものの昭和50年代には年間130万人が訪れていたらしいが、2019年度では57万人余りに減少しているそうだ。 戸倉上山田…
2022年9月に発生した台風15号。 私の住む静岡市に甚大な被害をもたらした。 その中でも特に被害が大きかったのが清水区なのだが、他の町も例外ではない。 訪れた場所は静岡県焼津市。 ここに住む同僚は床上浸水と車の水没と笑えない被害を被っていた。 そこ…
山梨県北杜市で宿を取った私は朝、目覚めてからタクシーで甲府駅へ向かう。 こんなはずじゃなかった。 後悔ばかりの人生を歩んでいる。だけど泣き言は嫌いだ。 それでも今回ばかりは許してくれ。遭ってしまったのだよ交通事故。 休日前夜の深夜1時、星空の…
消えゆく昭和の街並みを探して早何年か。 そのまま消えていってしまったものもあれば蘇ったものも少なくない。 富士吉田の月江寺にある新世界乾杯通りも「昭和レトロな街並みを残す」という思いから2015年に再開発プロジェクトが発足され、2016年にそれまで…
高速道路が整備される以前の日本に数多く存在したドライブイン。 幹線道路沿いに構えられたドライバーの休憩施設。現在ではあまり聞き馴染みのない言葉だがSAやPA、道の駅のようなものが整備される以前は民間の食堂や土産店がその役目を担っていた時代があっ…
haikutu.hatenablog.com 廃線となった名鉄三河線の通称「山線」。 終着駅である西中金駅のひとつ手前、三河広瀬駅も線路を歩くことができる。 木造のこじんまりとした駅舎が残る。 西中金駅同様に喫茶店として再利用されている。 今回は営業時間外であったが…
新潟県長岡市にある木造校舎。 見事な保存状態で残っているこの校舎。 調べてみるともともとは来迎寺村立来迎寺小学校だった。1947年に来迎寺小学校内に高等学校である越路分校が開校されたという珍しい経歴を持っている。1970年に来迎寺小学校が統合されて…
私にとって新潟県といえば・・・ 真っ先に思い浮かぶのはガスホルダーニコタン。 魚沼産コシヒカリでも上杉謙信でも佐渡島のトキでもなくガスホルダーニコタンなのですよ。 出会いはいつだったか。 おそらく雑誌ワンダージャパンで知ったから10年前くらい。 …
愛知県碧南市から豊田市を結ぶ名鉄三河線。 現在は碧南駅から猿投駅までの路線となっているが、2004年まで碧南駅から海線・猿投駅から山線と呼ばれた路線区間が存在していた。その山線の終着駅である西中金駅周辺は気軽に廃線散歩ができるということで訪れて…
「女体の森」 ・・・なんとも卑猥な響きか。 そんな妖艶たる名前の場所が私の地元にあったとは。 静岡県静岡市清水区興津に女体の森は存在する。 興津といえば東海道五十三次のひとつ興津宿で有名な土地。 東海道の花形とも言える駿河湾と富士山が一望できる…
愛知県蒲郡市といえば珍スポットが数多く存在するちょっと変でディープな街として有名だ。 そんな蒲郡市の駅北には日本一短い地下街が存在している。2022年に駅前ビルの取り壊しの影響でビル地下部分が閉鎖となり、さらに短くなっていた。 JR蒲郡駅北口。休…
前回の続き。 haikutu.hatenablog.com 三ヶ根山の山頂からこいこいストリートを経て三ヶ根観音へ。 NHKテレビまんなか紀行でも紹介された三ヶ根観音。 観音堂よりも周囲に点在する観音様やお地蔵様など石像が個性的で面白い場所だ。 山頂へ戻ってスカイライ…
三ヶ根山スカイライン。 愛知県蒲郡市から西尾市に至る標高326m、全長5.1kmの有料ドライブウェイ。 紫陽花と三河湾を望む景観が自慢の場所であるのだが、その荒廃っぷりが酷いとその筋の界隈では有名な場所だ。廃墟と墓と廃墟と廃墟といった状態でいつしかデ…
前々回は掛川駅前から商店街まで haikutu.hatenablog.com 前回は中町商店街を歩いた。 haikutu.hatenablog.com 今回は連雀商店街。中町商店街から続く形となるが町名が「連雀町」と変わる場所から連雀商店街となる。随分と長くなったため今回はサクッといこ…
前回の続き。 haikutu.hatenablog.com 掛川市の中心市街地の中核ともいうべき商店街。 片側式のアーケード商店街がおよそ500m程度展開されている。 年季の入ったアーケードに味わい深いポスターが並べられている。 結構な密集率を誇る商店街となっている。細…
「掛川 新幹線 」と検索すると四番目に「なぜ」が出てくる掛川市。 掛川城、つま恋リゾート、花鳥園、天竜浜名湖鉄道など全国的にそこそこ有名な気もするけれど、どこかパッとしない町。そんな掛川市であるが、中心市街地の過疎化が止まらない状況が続いてい…
前回に続き下部温泉を散策していく。 温泉街まで残り500mの場所からスタート。 無料駐車場がある。そしてここから先は大型バスの乗り入れは禁止となる。 フロントガラスに行き先を書かなければいけない制約があるようで、そこに至るまでの想像が捗る。 隣に…
山梨県の山間にある下部温泉郷。 かの有名な武田信玄のひとつとも言われている。今回は約10年ぶりの訪問となった。 山間に位置しながら甲府市からも程近く、中部横断自動車道の開通もあって静岡県側からでもアクセスがしやすい上に、JR身延線の沿線でもある…
もうすぐ2022年サッカーW杯が開催される。 普段はサッカーをあまり観ない私でも多少は注目してしまうイベントだ。 そんな中でも思い出深いのが2002年日韓W杯。もう20年も昔か・・・。 自国開催ということもあって否応なく日本中が浮かれていた。私や私の周囲…
温泉街とは切っても離せない文化がある。 それは大人の歓楽街、色街としての側面だ。いわゆる夜のお楽しみ。 粋な芸妓遊びからピンクコンパニオンまで今でも残っている。かつては赤線地帯もあったそうで伊香保は色街としても有名なのである。 最近では2016年…
日本の高度経済成長期の観光を支えた全国の温泉地。 平成の世になり日本全国の温泉街が軒並み廃れていったのは記憶に新しい。 群馬県にある伊香保温泉は都心からのアクセスも良く、現在も人気のある温泉地だ。 伊香保温泉のシンボルといえば石造りの階段だろ…
※2023年の1月にアーケードの撤去が決定しました。4月現在すでに撤去された模様です。 2022年も半年が経つというのに今年はどこも行けていない。 久しぶりに目的地を決めて向かう先はアーケード商店街。三重県の中央の山間部に位置する名張市へ。 国道で一番…
愛知県西の中核都市である豊橋市。 1960年代からまちなかの象徴として親しまれていた商業ビル群の総称が水上ビルである。 名称は農業用水路の上に建てられたことに由来する。水上ビルの歴史を辿ると戦後の闇市からはじまっている。 闇市から青空市場への転換…
行くあてもなく北陸をふらり。 そんな帰り道、たまにはご当地グルメでも洒落込もうとJR富山駅へ寄ってみる。 富山ブラックラーメンで栄養を補給した後は吸い寄せられるように駅前商店街を彷徨った。 ふらり、ふらりと行き着くはては新世界。 今宵もまた深淵…
夜景撮影の翌日。 奥多摩工業氷川工場は公道から間近から見学できるという特徴がある。夜景よりこっちが本番だったりする。 夜も夜で迫力があったが鉄と錆のコントラストがバキバキな昼間も格別ですな。 このツギハギ要塞のなんとも言えない寂れ具合が私のハ…
工場夜景を求めて奥多摩へ。 東京都の最果て奥多摩駅。青梅線の終着駅であるこの場所は一般的にイメージする東京都とはかけ離れた山奥だ。 駅を通り過ぎて少し進むと奥多摩工業の氷川工場が存在している。 妖しく光る山奥の工場。巨大な要塞のような佇まい。…
湖畔に近い白樺の森の中にある小さな教会。 幻想的な雰囲気をそのままに役割を終えた現在も佇んでいる。 場所は標高1530mの蓼科高原、女神湖近く。 秋の足音が迫る夕暮れ時。 このまま湖面を眺めていたい気持ちを抑えて探索を開始する。 なんとか日没前に目…
謹賀新年。おはよう令和4年。 令和になって三度目の正月。コロナとともに迎える二度目の正月。 今回は元旦に浅間通り商店街を歩いてきた様子を記事にしたい。この商店街は幼少期から馴染みの深い土地にあり、昔話を交えながら進めていこう。 静岡浅間通り商…
謹賀新年。おはよう2022年。 年末に新しいカメラを買った私は居ても立っても居られずに正月早々、初日の出と洒落込むことに決めた。 決めた。 ・・・決めたのだが、仮眠と称して眠ってしまい起きた時刻は午前7時過ぎ。すでに日の出を迎えた後となってしまっ…
JR熱田駅から神宮前商店街を経て裏道を歩く。名鉄神宮前駅の手前の一角に目的地である神宮小路という路地裏横丁が存在している。 以前に訪れた時は駐車場ではなかったと思うが、いつの間にか建て壊されたようだ。 そのおかげと言っていいのか分からないが神…