廃屈な日々

廃色の景色を求めて西へ東へ

サンモールマナイ 舞鶴市 マナイ商店街

支柱に夢中 虹色の商店街

京都府舞鶴市にあるマナイ商店街。

JR西舞鶴駅から徒歩5分程度に位置する。

 

アーケードの看板には”ふれあいの街 サンモールマナイ”とある。

全長は530mと建設当時は周辺で一番の長い商店街だったということ。看板の文字周囲には折り鶴が舞っており舞鶴という地名に因んだものとなっている。

 

人間と同じく商店街を歩く際も第一印象は非常に重要。そんな意味で最初に出会ったこの店舗跡は合格点を優に超えていた。

 

そしてサンモールマナイの最大の特徴が虹色に彩られた支柱。

 

これがかなり良い感じ。

最初の店のシャッターで和んだ心そのままに商店街を歩くことができる。

 

日の陰る時間帯でもどこか心が弾む。例えシャッターの降りた店が多くても。

 

気がつけば同じような構図の写真ばかり撮っていた。

 

店自体も昭和テイスト溢れて素敵なものが多いのだがカラフルな支柱に目が行ってしまう。

 

この支柱自体もともと屋根と調和したアイボリーだったということ。それが2021年に塗り替える際に「せっかくだから」とカラフルな配色にしたそうだ。

 

その判断は大正解ではないだろうか。

昔の写真をネットで漁ってみると別の場所かと思うくらい地味に写っていた。

 

設備点検機器の配線にまで色を塗る徹底ぶり。

 

中腹にもサンモールマナイの文字。折り鶴がマシマシでとても可愛い。

 

最盛期のアーケード街は100を越える店があったそうだが、現在は多くの店が閉まっている。更地になってしまった場所も少なくなかった。

 

アーケード内にある水汲み場。

平成の水100選というどこか胡散臭いものにも選ばれたという「真名井の清水」を誰でも汲むことができる。ただし注意書きがあり、飲用は自己責任でということ。

 

更地から差す西日が陰影を描く。

 

看板のない十字路。

飛び出た屋根に店先の雨は完全に防ぐ意思を感じる。

 

商店街の華である曲線に沿った道。

 

縦構図。

 

カラフルな支柱のおかげでどこから撮っても絵になるそんな商店街。

 

商店街の下を流れる川。

この辺りはちょっとした市民の交流スペースにもなってて街案内の看板なんかあった気がするけど、とにかく支柱に夢中で目に入らなかった。

 

反対側の出入り口にも最初と同じ看板。そして商店街は続く。

 

お買い物は中央商店街。

 

サンモールマナイと築年数は大差ないと思うがレトロ指数は高めに見える。やっぱり雨晒しにならないことって建物にとって大切なんすかね。

 

十字路を曲がった先にも続く。

 

どえらいアーチが見えてきた・・・

アラビアン風なHIRANOYA STREET。漢字で書くと平野屋商店街!

 

その手前に建つ大迫力な物件。

 

若の湯さんという銭湯。ちなみに現役の店舗。

温泉でなくとも真名井の名水なんていうくらいだから良いお湯に間違いなし。

 

アラビアンアーチの先にはステンドグラス風のアーチが見える。

 

これがまさかの四方向対応!

 

そしてアラビアンアーチも二箇所の設置。おそろしいぜHIRANOYA STREET!

 

まだ終わりじゃないから凄い。

この短い距離にこれだけ豪華なアーチが集まっている場所はかなり珍しい。

 

並ぶ店舗も周辺で屈指のレトロ感。

 

以上、平野屋商店街。

 

最後に脇道に逸れて中央商店街の残りを歩く。

 

何にとは言わんが思わず惜しいと言ってしまう店名。

 

やたら趣のある旅館。

 

その答えは川向こうへ。

次回は舞鶴市に残る赤線跡「朝代遊郭」をちらっとだけ。