廃屈な日々〜旅と廃墟の回顧録〜

静岡県を中心にちょっと違った旅の記憶と記録。

浅草地下商店街を歩く 東京都

レトロ通りをメトロで乗り降り

 

浅草と言えば日本を代表とする観光地。

世界的にも有名な雷門や浅草寺があり、東京でJapanを体感したい外国人にも人気のある場所だ。一方で我々みたいな人種から熱い視線が送られている場所も存在する。それが浅草地下商店街。日本で最古とも言われる地下街で、昭和の香り漂う独特な雰囲気が魅力的な場所だ。

 

日本一古い地下街は東洋一古い地下鉄である東京メトロ銀座線の地下改札と直結している。

 

帰宅時間ということもあり立ち食いそば屋が賑わっておりますね!

 

地下商店街へ足を踏み入れる。

ケーブルや配線が剥き出しとなっている天井が特徴的でディストピアな雰囲気を醸し出す。

 

入っているテナントも飲み屋を中心に激安理髪店、中古DVD屋、占い館などちょっと怪しげな店が多い。

 

ヘアーカット専門店 800円 一流技術者

この値段で一流技術者がいるのかと思わずツッコんでしまう看板。それにしても安い。このご時世に1000円でお釣りが来るとは。

 

一流技術者 最高給与

普通の理美容店より1000円カットの方が単価は低いが回転効率が高く、技術者の給与が高いケースが多いらしいと聞いたことがあるな。

 

女性大歓迎

うん。さすがにちょっと入りにくいと思うぞ。

 

探偵の貼り紙もいい味を出してますね。

 

この辺りも混沌としてますなー。

 

・・・意外とリーズナブル。10分コースなら体験しても良いかも。

 

タイ料理屋に掲げられたホワイトボード。

 

・・・きな臭い感じが伝わっただろうか?

昔、どこかで見た都会の一角ってこんな感じにゴタゴタしていたのを思い出す。見たと言ってもフィクションの中だけど。

 

この辺りは商店街の雰囲気と調和していてお洒落な店が多い。

 

終点。

端っこは何もない。

 

こういう場所が熱気を保たれているのは都会ならではなのかもしれない。短い商店街ながらレトロでディープな雰囲気が濃縮されている場所だった。

 

レトロ通りをメトロで乗り降り

声に出して読みたい日本語。

 

浅草寺方面へ抜ける道はグッと狭い。

 

こちらは新仲見世通りに続いている。

非常に活気のあるアーケード商店街だった。

 

ついでなので雷門。

 

浅草寺

さすが有名観光地ということで夜でもこの人通り。

 

DOMDOMもお洒落っすな。

 

スカイツリー

官能的な色をしております。

 

久しぶりの東京はとても疲れた。

様変わりしていく都会の一角で消えゆく昭和の香りを堪能できた。今の風景もいつの世か懐かしむ時代が来るのだろうか。