廃屈な日々〜旅と廃墟の回顧録〜

静岡県を中心にちょっと違った旅の記憶と記録。

訪日観光客で凄いことになっている富士吉田市

2024年3月 富士吉田訪問記

久しぶりの富士吉田市は訪日観光客でごった返していた。

富士吉田はコロナ禍以前から訪日外国人の数は多かったものの、人が集中するエリアは忍野八海など観光地と富士吉田駅周辺の印象だった。それが富士吉田駅から1.5kmほど離れたこの場所に外国人観光客が殺到していた。

 

裏通りの月江寺駅周辺も外国人観光客で溢れかえっているではないか。

 

目的というのか、原因はこれ系の写真だろうね。

ここ数年で嫌というほど見かけた本町通り商店街から望遠レンズで抜く富士山。

 

再現性も高いためか国を問わず大人気。

皆さま隙を見て車道で写真を撮っておられた。

 

一応警告文も掲示されていたけど、せっかくの訪日だからね。無理をしたくなる気持ちも分かるけど危険な行為。それに加えて納得がいくまで何枚も撮り直す人が多い印象だった。

 

交差点ごとに警備員が配置され、結構キツめに注意をされていた。お疲れ様です。

 

特に人気の交差点。常に満員御礼。

信号が変わるごとにカメラやスマホを構えて飛び出す人が続出で警備員さんも大忙し。

 

迷惑極まりない左折直後の送迎行為。

岐阜県白川郷でも問題になっていた白タクもこういう感じだったのかな。

 

ここ数年で我々日本人の観光スタイルも随分と変わったと思っていたが、外国人の方も同じ様子。

 

もちろん悪い事ばかりでなく、死に体だった商店街には明るい兆しなのだろう。新規開店する店もたくさん見られていた。

 

商店街の警告文こそコロナ前からあったと思うがここまでの人手は無かったと思う。

町としては見違えるほどの活気を感じられたが、撮影マナーの問題は深刻に見えた。行政も何かしらの対策は行ってくれると思うが、観光客と地域住民お互い気持ちよく過ごせるようになってくれることを祈るばかりだ。

 

・・・こんな事言っているけど、私も住宅街にカメラ構えて徘徊する迷惑な者だからインバウンド客と同じようなものか。少なくとも不快に思われない行動を心がけていきたい。