廃屈な日々

廃色の景色を求めて西へ東へ

船尾市場 和歌山県海南市

消えゆく商店街を訪ねて

前回訪れた西新地の赤線跡から目と鼻の先にある商店街。

”ふなお”ではなく”ふのお”という初見殺しにも程がある名前の地区。

 

そこそこ名の知れたレトロ商店街だったのだが、この10年ほどで状態がさま変わりしてしまった場所だ。

 

見ての通り昭和レトロな雰囲気を放つ店舗こそ残っているのだが、残念なことに目玉でもあったアーケードが撤去されてしまった。

ここが全蓋式アーケードのあった通りになる。

 

通り沿いにあった案内図の空白地やX印が示す通りに更地となってしまった場所も多い。

 

消えたアーケード商店街に合掌・・・。

 

それでは船尾市場の現在を見ていこう。

 

まず目を引かれるワコウという名の店舗跡。

 

その先には現役の店舗が軒を連ねる。

 

かなり短いビニール屋根。

 

お互いの軒先から骨組みが伸びる。

 

場所によっては各々の屋根でほぼアーケード街化されており、古い訪問記を拝見すると以前は市場全体がこんな感じだったみたいだ。

 

この日は日曜日だったせいか営業していたのがこの無人販売のみ。

 

シャッターに貼ってある船尾市場のステッカー。たぶん激レア。

 

往時の面影を残すアーケード屋根もわずかに残っていた。

 

他にも店はあっただろうが看板が残っていない現状では普通の住宅街にしか見えないのが残念だ。

以上が船尾市場。

記事にして振り返ってみるとほとんど見所がないように見える。実際に行ってみると昭和の残り香が見た目以上にあり、そこそこ満足していたから不思議だ。侘び寂びってやつですかね?

 

 

おまけ

船尾の隣には漆器のまち黒江がある。

特徴的な街づくりが随所に見られて楽しい場所だった。

 

なにより魅力的な路地裏風景が広がっている。想像以上だったぞ海南市