廃屈な日々

廃色の景色を求めて西へ東へ

浜マーケット 横浜市 闇市由来の商店街

真夜中のマーケット

神奈川県とりわけ横浜市川崎市には古くから続く日用品市場と呼ばれる長屋の商店街が数多く存在していた。いずれも木造のバラック然としたものとなっており近年では数多くの市場が解体の憂き目にあっている。

 

本当は根岸にある丸山市場が目的だったのだが、内部が暗すぎて碌な取材ができなかったため近くの浜マーケットに足を運ぶことになった。

 

浜マーケットは今でも大変活気のある商店街。以前に訪れた際は人通りが多すぎて満足する写真が撮れなかったくらいだ。そんな経緯もあり真夜中でも電気が点いているでしょうと信じて訪問してみた。

 

浜マーケットは向かい合った店舗兼住宅の中央にアーケード屋根を被せたタイプの商店街。戦後の闇市を背景に昭和29年に現在のアーケードが出来上がったと公式HPにある。

 

入口付近にあった休憩スペース。

 

昭和レトロな飾りつけが随所に見られる。

 

深夜1時くらいの商店街内部。さすがに開いている店どころか人っ子一人いない。

 

長細い通路に凝縮された昭和の香り。芳醇な激渋空間。

微笑むジャムおじさんアンパンマン

よくよく考えたらアンパンマンの人気ってテレビアニメ後のはずだから、この看板自体はせいぜい30数年前とそこまで古くないかも。

 

ご家族そろってウキウキショッピング

歩きやすい通路で・・・・楽しいお買い物!

 

よく見ると結構可愛い。

 

全長140mとこの手の場所にしては長いもののあっという間に終点が見えてきた。

これもアンパンマンに続いて著作権意識の緩さを感じさせる看板。この短い区間に二つもあるとは。今は金物屋だがうっすらと”おもちゃ”の文字が透けておりますな。

 

ありがとうございますの看板に1銭も使っていない後ろめたさを覚える・・・。

 

終点。

以上、お買い物なら何でも揃う浜マーケット。

直近だと昨年末に川崎市の小向マーケットが解体され、指で数える程度しか残っていない闇市由来の神奈川県の日用品市場。いつまでも残っていってもらいたいものだ。

 

久しぶりの深夜徘徊、とりあえず職質されなくて良かった。