イオンモール名古屋みなと店の閉店が2021年2月28日に決定された。
イオンモール名古屋みなと店といえば空きテナントだらけになっていることが有名であのピエリ守山の再来とも呼ばれたショッピングモールだ。いわゆる”明るい廃墟”と呼ばれるジャンルになる。その生きる廃墟が2021年の2月で閉店するということ。
私自身は昨年に訪問しており、写真のデータ管理をしている際にたまたま検索し、閉店の告知を知る運びとなった。正直、人様にお見せできるような写真ではないが・・・それはいつもか。拙い写真ばかりで全体の雰囲気が伝わりにくいかもしれないが、せっかくなので記事にまとめることとする。もう見れない営業中の姿を堪能していただければと思う。
訪問したのは最初の緊急事態宣言明けだった。平日の17時、駐車場にはそれなりの車があった。1階のスーパーは普通に人がいたがそこを離れるとご覧の模様。専門店街になると過っ疎過疎。
上を見上げると・・・
人の気配がしねぇ!
オラわくわくしてきたぞ。
見事なまでに空きテナントだらけ。だまし絵で面白い写真を撮ろうと公式で言われている。空きテナントはインスタ映えスポットにして集客だ!というのは流石に無理なんじゃないっすかね・・・
せめて同じ絵は配置しないとかさ。手抜き感がすげーです。
子ども連れならそれなりに楽しめるのかな?
地方の観光地なんかでもよく目にする羽のイラスト。二番煎じ感が拭えないので個人的には見かけるとガッカリするかも。
時はコロナ時代!ここでは特別な配慮をしなくともソーシャルディスタンスは保たれる。ただ、しっかりと配慮するのはさすが大手企業。素晴らしいこと。
どことなく暗い店内。テナントが埋まっていないからなのか。
私は地方の少し廃れたショッピングモールは大好きで、ふらっと寄っているのだが、アウトレット店が多いのも特徴だ。ここも例外でない。ちなみに閉店時間よりかなり前だがヴィレヴァンは閉まっていた。これはコロナで営業時間短縮のためかもしれないがただでさえ少ない店舗。写真には納めていないがこことは別にヴィンテージヴァンガードというヴィレヴァンのアウトレット店舗も存在した。
これも寂れたモールあるあるのゲームコーナーとガチャガチャコーナー。
宣伝も思う存分スペースを取れる。
スタバ様でさえ人がいない・・・
特設会場にはテントが展示されている。それにしても広すぎる。一応ロゴスショップで扱っているのかな。
これも広大すぎる似顔絵コーナー。
なんとなく違和感があるのだが・・・・
分かった。時代が10年くらい前で止まっているからだ。
コロナの影響なのかテナントが入っていても営業していない店も数多く存在していた。
フードコートとレストラン街も御覧の通り。
リンガーハットは旧ピエリ守山でも最後まで鎮座していたことがこの界隈では有名だ。
サイゼリヤもお疲れ様でした。
感想
残念ながら21年間の営業を終え閉店されるということで振り返ってみた。少し前に記事にしようと思ったもののブログに使える写真があまりにも少ないため、2020年末からの緊急事態宣言明けにでも再訪しようと考えていた。結局明けないまま閉店となってしまったのは悲しい限りだ。
地方には寂れたショッピングモールが数多く存在している。流石にここ程の店舗は見かけたことがなかったし、天下のイオンモールでさえこの有り様なのかと驚きはあった。買い物は自宅で気軽にできる時代だ。コロナの影響で加速していくだろう。かつて郊外型の店舗が町の商店街を駆逐した様にライフスタイルの変化とともに歴史は繰り返されるのかもしれない。
私にとってもイオンモー・・・ジャスコの思い出はたくさんある。名古屋みなと店と同時期に隣町にジャスコができたのだが友人や家族と行った記憶がある。衰退しているのか定かではないがトリックアートや似顔絵で魔改造されていたらちょっと嫌かな。