前回の記事と本校が同じとなる分校。同日に訪問した。
山奥には変わりないが幹線道路沿いに位置し、近くにはバス停も存在した。住宅地の中に静かに佇んでいた。
とても小さな木造校舎。雪が降ったら今にも潰れてしまいそうだ。
校門は残されてあるものの閉校記念碑は見当たらない。校庭には地域で使われる防災倉庫や建設作業の倉庫が置かれている。
ぐるりと一周。分校ではお馴染みの校舎と別の建物も見られた。
それではさっそく・・・
入ってすぐは大量の酒瓶と空き缶がお出迎え。
暖簾をくぐるか引き戸へ進むか・・・
暖簾の方へ。生活臭を感じる残留物が多い。
奥から暖簾を覗いて見る。
引き戸の方はまるで病院の待合室のようであった。
教室はがらんとしている。
さっきのキッチンの棚もそうであったが、樹木をインテリアとして多く用いられている。最初は竹が床を突き破って生えていると思ったぞ。
おやおや・・・
たくさんの陶芸作品が飾られている。これは廃校後に陶芸家が工房に使っていたのかな。生活臭の正体がなんとなく分かった気がする。
棚の隣には寝室も備え付けられている。
映写機と聖教新聞。
「名誉会長」「万歳」「平和」とインパクトあるなー。
素敵な椅子がとても印象的。
感想
廃校としての魅力は少なく思ったが独特の雰囲気が残る物件。
窓際には自然の侵食もあり廃墟としての魅力は充分に堪能できる。