廃屈な日々〜旅と廃墟の回顧録〜

静岡県を中心にちょっと違った旅の記憶と記録。

奥多摩工業 氷川工場 公道見学編

夜景撮影の翌日。

奥多摩工業氷川工場は公道から間近から見学できるという特徴がある。夜景よりこっちが本番だったりする。

 

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夜も夜で迫力があったが鉄と錆のコントラストがバキバキな昼間も格別ですな。

このツギハギ要塞のなんとも言えない寂れ具合が私のハートをキャッチするのに時間は掛からなかった。

 

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さて、この工場を間近に見ることのできる公道は線路を越える必要がある。

どこか懐かしい面影のある街並みに良く似合う奥多摩駅の手前にある踏切を横切る。

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昨日の夜も思ったが政治ポスターというより都知事のポスターが無いと東京であることを忘れてしまうね。


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路地裏を歩くだけで既に楽しいぞ。


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線路を越えて・・・


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奥多摩氷川小学校。


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背中に凄いの背負っちゃってますねぇ。


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一本道を進むと徐々に狭く不安になるが徒歩だから問題なし。


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砂利道になったところで分岐がある。左に進むと工場の敷地に入ってしまうため注意が必要。


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工場の敷地に面する道路からは迫力ある姿が間近で見れる。

なんとなく廃墟感が凄いけど現役で稼働している工場だ。山奥の廃墟っぽい現役工場という何か掻き立てるものがあるよね。

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ベルトコンベアも凄い位置にあるなー。


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廃墟じゃないけど持っている魅力は廃墟に限りなく近い。

錆と植物の組み合わせ、人工物と自然の融合なんかがこの場所の魅力なのだと思う。


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視界に入る全てがカッコいい!

思わずでけー、やべー、すげーの三段活用が出てしまう。

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ここで鬼ごっこしたら怪我人待ったなしかな。

 

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こんな感じで入っちゃいけない場所は明確になっているから迷い込む心配はない。

不法侵入ダメ絶対。

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崩壊しているんじゃないかと思う場所も少なくない。それがまた良い味となって美しさを引き立てている。

 

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チラリと覗く民家たち。この対比も絶妙ですな。


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行きは良い良い帰りは怖い。

振り返ってみるのもまた一興。ほぼ工場内部な一般道っぷりが良く分かる。


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興味はあったものの、工場というジャンルには手を出していなかったのだがこの非日常感は堪らないものがあった。

つい、工場夜景の美しさに目が行ってしまうが本当の姿がはっきりと見える日中も擦りがいがありそうだ。

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擦りがいがあるといってもここまで間近で見れる場所は他にあるのだろうか。

 

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工場の敷地から離れる所で折り返す。この先はトロッコの線路があるらしいが今回はパスで。


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何回も言うけどこれで工場内じゃないから凄いなー。

 

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しつこい様だけど現役施設です。

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せっかくだから奥多摩駅のホームにも寄ってみよう。

 

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田舎とはいえ、さすがは東京都。広々としたホームになっている。

 

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思った以上に良く見えそうだ。

結構な人数が列車を待っていたが工場に夢中なのは私だけだった。


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ホームの先端から眺める工場。


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雨の日でも屋根付きで工場を眺めることができるぞ。


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反対側からはトラックのゲートが見れた。


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まるで要塞のような奥多摩工場。工場萌え、退廃美・・・様々な魅力の詰まった場所だった。

あの日思い描いた秘密基地ってこんな感じだっけ?


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最後に川へ降りて工場を眺めてこの日の探索は終了。

とっておきの場所が見つかった1日だった。