廃屈な日々

廃色の景色を求めて西へ東へ

鳩ノ巣渓谷 廃墟散歩

秋の廃墟散歩2024

長い夏に終わりを迎えた11月の暮れ。

例年以上に進みの遅い紅葉シーズンになった。

 

東京都の山間部に位置する奥多摩町鳩ノ巣渓谷」。

JR青梅線鳩ノ巣駅から近く、初心者でも歩きやすいハイキングコースで気軽に自然を満喫できる。紅葉の名所としても知られ、シーズン中は朝から多くの観光客で賑わう場所だ。

 

そんな中で私が目指したのが渓谷の入り口にある旅館の廃墟。せっかくなので紅葉シーズンを狙って11月の暮れまで待った。

 

駅から歩いて5分程度だろうか。さっそく目的の廃墟旅館を発見。

むかし絵の宿「鳩和荘」。

 

言葉では全く伝わらない鳩和料理を堪能できた宿。鳩でも出てくるのだろうか・・・。

100名という宴会のキャパシティも盛っていないか気になってしまう。

 

固く閉ざされた扉には娑婆僧という落書き。

 

鳩和荘は斜面に沿って建てられ、入り口から地下に広がっている造り。

 

落ち葉の様子なんか秋らしくていいのだけど、

 

肝心のカエデの紅葉がまだまだなんですわ!
もう11月の暮れで紅葉を教えてくれるサイトでは散り始めとあったのだけど・・・残念。

 

ここは渓谷に続く道のため否が応でも廃墟を見ながら歩くことになる。多くの観光客が怪訝そうに見渡すのが印象的だった。

 

つづら折りに降ると廃墟の全貌が見えてきた。

 

こちらは「一心亭」という旅館。

 

橋の左が食堂で右が本館だったということ。

一応、休業という扱いで駅の近くに「一心亭」という蕎麦屋もある。

 

橋の先にある古い鳥居。
鳩ノ巣」という地名の由来は、この玉川水神社に巣を営んでいた仲睦まじい鳩の夫婦とされている。

 

この辺りの写真も紅葉の色付きが非常に惜しい。

近くある滝のそばに残る怪しい階段。

登った先はkeepout。残念だけど引き返そう。

 

朝日に照らされた室外機が何ともいえない雰囲気を放つ。これも周囲の紅葉の色付きが惜しい。

 

以上が鳩ノ巣渓谷に残る廃墟群。

数こそ少ないが渓谷という大自然に溶け込む姿は一見の価値あり。見頃としてはカエデが最盛期を迎える晩秋か。この日も奥多摩にとっては例年なら晩秋と言っていいはずだったが、ううむ、勿体無い!


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帰りは偶然にも一心亭にて蕎麦とカツ丼を頂く。

 

蕎麦が小盛りに見えるが、見た目以上に量が多く満腹で帰路につくことになった。