廃屈な日々〜旅と廃墟の回顧録〜

静岡県を中心にちょっと違った旅の記憶と記録。

観光

路地裏の迷宮「筋骨めぐり」 飛騨金山

異次元世界へようこそ 古くは飛騨街道の宿場町として栄えた岐阜県下呂市金山町。 Googleマップを眺めていると「筋骨めぐり」という聞いたことのない言葉を発見した。調べてみると飛騨地方で筋骨と呼ばれる迷路のような路地裏を歩く観光コースということだっ…

”伊豆の瞳”一碧湖に残る廃墟

”伊豆の瞳”と称される静岡県伊東市にある一碧湖。 湖に浮かぶ鳥居が有名。 湖には廃墟が付き物と言って過言ではない。今回は一碧湖そばの廃墟群を数年ぶりに見に来たのだが・・・ 綺麗さっぱり無くなっている! お洒落な雰囲気漂う湖畔に相応しくない廃墟と…

湯の山温泉 昭和風情残る温泉街 三重県

昭和風情の残る鄙びた温泉街 三重県菰野町にある湯の山温泉。 御在所ロープウェイの発着駅としても知られる山間の温泉街。温泉の質が良いと、かつては全国的に有名だったということ。 狭い斜面にホテルや旅館が並ぶ。 もともと歓楽的要素とは縁のない静かな…

秋の清里高原 〜廃墟を添えて〜

絶景溢れる秋の清里高原 紅葉狩りは・・・清里高原が一番ョ! 有名な赤い橋。これは映えますなー。 朝イチは野鳥撮影。 その後に観光スポットを回った。 吐竜の滝。 駐車場から徒歩10分程度でこの絶景。 画面右に虹が出ておられます。 三脚担いで行ったけどN…

美の条例のまち 真鶴町を歩く 

私は真鶴町が好きだ。 初めて訪れた時から魅了されて止まない。 隣町の熱海や湯河原のような誰も思い浮かぶ様な観光資源のない地味な港町。それでも私の心を掴んで離さない。真鶴には他のどこにも負けない町並みがあるのだ。 高台から望む美しい町並み。 斜…

女体の森 興津宿にある妖艶たる名称の正体

「女体の森」 ・・・なんとも卑猥な響きか。 そんな妖艶たる名前の場所が私の地元にあったとは。 静岡県静岡市清水区興津に女体の森は存在する。 興津といえば東海道五十三次のひとつ興津宿で有名な土地。 東海道の花形とも言える駿河湾と富士山が一望できる…

三ヶ根山スカイライン 廃墟と墓のデスロード①

三ヶ根山スカイライン。 愛知県蒲郡市から西尾市に至る標高326m、全長5.1kmの有料ドライブウェイ。 紫陽花と三河湾を望む景観が自慢の場所であるのだが、その荒廃っぷりが酷いとその筋の界隈では有名な場所だ。廃墟と墓と廃墟と廃墟といった状態でいつしかデ…

11年目の東日本大震災 被災地を旅する

10年前のあの日。 2011年3月11日。三陸沖にて発生したマグニチュード9.0の大地震。 死者・行方不明者合わせて2万人超となった。日本中が悲しみに暮れ、感じた絶望。 次第に沸いてくるのはやるせ無さを通り越した憤り。地震と付き合わなければいけない我々日…

天空の秘境を目指して② 夏焼集落

haikutu.hatenablog.comその①はこちらから。夏焼隧道の通る林道の終点へ到着。 Googleマップによるとここから200mmの位置に夏焼集落があるということ。坂を登るとキープアウト。 他県ナンバーの車と浜松市ナンバーのバイクが停まっていた。その片隅に廃車が…

総工費22億円 岐阜県 日本まん真ん中センター

税金だー!ハコモノだー! 総工費22億円!施設維持年間3000万円! ハコモノ施設大好きな岐阜県の中でも最強・・・というか全国的にも最強レベルなハコモノ施設なんじゃないかな。 こんにちは。 今回は岐阜県郡上市美並町にある日本まん真ん中センターをご紹…

廃校diary 長野県 贄川小学校桑崎冬季分校

今回の訪問は2020年の初夏。 長野県の贄川宿近くにある冬季分校と冬だけの分校へ行ってきた。一応、林道を辿れば車でも行けないことはないらしいが道のコンディションがとてつもないらしい。私の車は普通のコンパクトカー。林道の入口から目的地まで直線距離…

廃屈的伊豆観光 廃墟と絶景を楽しむ日帰り旅行

静岡県屈指の観光地伊豆半島。 コロナ禍で県外移動自粛が叫ばれている中、我が県の魅力を伝えたい。今回は友人と二人で伊東~~~下田まで伊豆半島を半周してきた。最終目標は河津桜とメジロを撮ること。廃墟は赤沢八幡野連絡橋跡に行ったことないから是非寄り…