廃屈な日々〜旅と廃墟の回顧録〜

静岡県を中心にちょっと違った旅の記憶と記録。

骨組み廃墟? 長野県 スーパーエッグ

(訪問日時 2020年 夏くらい)

 

私の主な移動手段は自動車だ。

地方都市に暮らす者の宿命ともいえるが自動車を保有していないと行動範囲が限られてしまうもの。時はコロナ禍。移動制限が解除されたとはいえ、観光にはリスクが伴う事実は否定できない。そんな中、車があれば電車では行けない比較的リスクが少ない山奥への旅行が容易くなるため便利である。

 

私は地方の下道を走るのが好きで時間が許せば下道で移動する。高速道路では味わえないその土地の街並みを眺めながら時に寄り道をして目的地から帰ってくるのが醍醐味だ。

 

そんな下道を走っていると思いもよらない場所に廃墟っぽい物件を見かけることも少なくない。

 

今回紹介する物件もそんな中に偶然見かけた物件だ。

 

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田園風景が広がる長野県の天竜峡付近から岐阜県側へ向かう途中に突然見かけた。

 

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スーパーエッグ!

 

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見事に骨組みだけ残されている。地方には現役なのか廃業しているのか分からない店舗は多く見られるがこれは営業していないと断言ができる。

 

廃墟・・・という言葉は正しくないのかもしれない。駐車場として現役利用されている様子。新しめの轍が残されていた。

 

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一応屋根は健在で雨水から車を守っていそうだが年季を感じる屋根の剥がれ。

店舗としては青っぽい床が残された部分まであったのかな。

 

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近くに咲く紫陽花。

時は廻り、現在は2021年4月。もう少しで今年も紫陽花シーズンがやってくる。

 

 

感想

・・・感想といっても特にないかな。場末感溢れる看板に骨組みだけ残された様が愉快さと寂しさが同居しているように見える。人生は色々、建物にも色々。昔は活気のあったスーパーなのかどうかは分からないが、役割を終えても活躍するスーパーエッグにBigUp!

 

それにしてもこの頃の私の写真はいつも斜めだな。こうやって見返す機会が増えると写真の構図を振り返り反省ができるものだ。