前回に続き下部温泉を散策していく。
温泉街まで残り500mの場所からスタート。
無料駐車場がある。そしてここから先は大型バスの乗り入れは禁止となる。
フロントガラスに行き先を書かなければいけない制約があるようで、そこに至るまでの想像が捗る。
隣には日帰り専用の温泉施設。立ち寄るハードルの低い施設があるのはありがたい。
周囲には廃屋が点在していた。
売り物件なのか営業中なのか分からないスナックルビー。扉の門を叩く勇気のある方はどうぞ。
寿司とラーメンとこれまた珍しい組み合わせ。
「魚を旨くするのが鮨・・・」そんな事を言う寿司漫画がありましたねぇ。きららの仕事だっけ?
この鮨ラーメン屋さんから始まる路地が完全にグリーンファンタジー。住宅は漏れなく廃屋となっていた。
道端の散策も非常に楽しい道路。
温泉街までの500mだが道沿いの旅館は全て廃業しており民家も廃屋が目立っている。
この旅館も平成の時代を駆け抜ける事ができなかったようだ。
ようやく温泉街の入り口に辿り着く。
営業しているのか判断の難しい店舗もあったが開いている店の方が少ないのは確か。
古い商店の看板は個性があって見ているだけで面白い。
温泉街らしい路地裏も魅力的だ。
シャッターは開いていても肝心の商品が並べられていないお土産屋。
ここに来ても廃業した旅館は少なくない。
営業している旅館もどこか懐かしさを覚える建物が多い。
温泉郷の看板。山間の小さな温泉街という言葉がぴったり。
妖怪ポスト・・・ではなくスタンプラリーの判子があるよ。
左手の建物だけ別格の風情を放っている。
下部温泉には魅力的な路地が多い。中でもこの鳥居の先がおすすめ。
鳥居をくぐると・・・
また鳥居!
いい雰囲気で癒される。私のお気に入りの場所が見つかった。
山間の寂れた温泉地と言葉にすると悪く聞こえるかもしれないが他では味わえない雰囲気があることは間違いない。
最後は紫陽花で締め。
山間の小さな温泉街はカメラ片手のスナップ旅行にぴったりの場所だった。