廃屈な日々

廃色の景色を求めて西へ東へ

大岩神社 京都府伏見区の廃神社

異世界へようこそ!

京都府伏見区にある大岩神社。

伏見区深草の大岩山の山頂付近にある大岩・小岩を御神体男神・女神とする神祀りの名残ある神社。麓の参道は山頂まで続き、かなりの規模を誇っているが10年ほど前から宮司が不在となり廃墟化が進んでいる。

 

麓にある鳥居。

大岩山は標高180mと低山でありハイキングコースとしても人気だ。

 

そこまで苦になるような場所ではないが歩きやすい靴と格好は必須になる。

 

しばらく山道を進むと2本の鳥居がある。

 

そこを越えると冒頭の写真にある特異な門が姿を現す。

 

どことなく薫る異国情緒。

この独特なデザインは著名な画家である堂本印象のデザイン。

後ろにある3本の鳥居と合わさって摩訶不思議な印象の空間となっている。

 

山中にあるということで何かの遺跡のようにも見える。

誰が言ったか知らないが「異界の門」という表現もしっくりくる。

そして、これをデザインする人の頭の中ってどうなっているのだろうか。一度くらい交換してみたい。

 

堂本印象の名前が記されている石碑。

 

廃神社としての魅力も見逃せない。

 

ひしゃげた支柱。

 

ぐにゃりと歪んだ屋根。

 

崩壊してしまった鳥居。

神秘的な雰囲気と同居する退廃美・・・たまらん。

堂本印象の門を皮切りにこのような景色と次々に出会うこととなる。

 

山頂へ行こう。

 

上から見ても圧巻の一言。

 

山頂に至るまでも信仰の跡が途絶えず。

 

キツネさん。

 

カエルちゃん。

そこそこ険しい参道。勾配のある道をひたすら進む。

 

朽ちた鳥居の先に本殿が待っている。

 

この場所は心霊スポットとしても知られている。

霊が出るかは置いといて、この雰囲気は他では味わえないのは確かだ。

 

本殿の前に横たわる朱鳥居。

 

根本からボキッと行ってますね。

 

・・・むむ、妖の気配。

 

猫ちゃん!

 

本殿も至る所が廃墟化している。

歪みや剥がれなど・・・地元の有志が管理しているという情報もあるが場所も場所だけに限界があるのだろう。

 

歪みきっている境内。

灯籠も根本から折れて横たわっている。

 

ここに神は住んでいるのか。

 

さっきの猫ちゃんだ。野生動物にとっては恰好の棲家か。

熱心な信仰こそ失ったかもしれないが、こうやって誰かのためになっていると思えば幸せな最後を迎えていると見える。

 

形あるものいつか崩れるというが、あと何年保つことができるのだろうね。

 

最後に社務所と休憩所。

 

神主さんがいた時代は御朱印も貰えたみたいだが、今となっては激レアだ。

 

他にも絵になる箇所は多数あり。

 

裏手にはミニ堂本印象門が建っている。

 

日本一の廃神社との噂は聞いていたが想像以上の場所だった・・・。

 

裏手には駐車スペースあり。

麓のコインパーキングからだとかなり距離があるため車でのアクセスならこちらがオススメ。

 

山の展望台から見渡す伏見の市街地。ハイキングコースとして人気があることも納得の景色だ。伏見稲荷神社も良いけど大岩神社も負けず劣らず魅力的な場所に間違いない。