廃屈な日々

廃色の景色を求めて西へ東へ

宿毛町遊郭 赤線跡を歩く 高知県宿毛市

宿毛市の歓楽街

宿毛市関連の記事はこれで3つ目だが、時系列的にはこちら側を最初に歩いた。

写真にあるExif情報を見ると17時53分と日没が迫る中で1時間程度と短い訪問だった。

 

記事執筆時である12月では考えられない時間帯である。これも夏の日に許された特権。短いながら濃密な時間となった。

 

歓楽街のある中心市街地へ向かう最中、さっそくやられた物件。

電飾がギラギラとしているパチンコ店。この段階で勝ちを確信したのは言うまでもない。

 

どこを見ても昭和で時が止まったような店ばかりで興味をそそられる。

そして、それは中心市街地へ近づくにつれて押し寄せてきた。

ビジネス吉の家は真丁商店街の喫茶セリーヌが入っている物件。歓楽街は商店街の隣とその周辺に形成されていた。

 

ピンク色の外観が特徴的な廃墟も飲食店だった形跡がある。

入口付近はだいぶモンジャラ

 

隣には地蔵尊

 

どこもかしこもシャッターだらけ。

 

オレンジ色のラウンジからは陽気な音楽が聞こえてきた。

 

左に見える物件が名店街。

 

名店街周辺は夜の店が特に多く宿毛市の歓楽街の中心だと思われる。

 


アパートと隣接する店舗の隙間にひっそりと佇む巨大ネオン。

 

ただし、千花という名前は見当たらず。

 

これを歓楽街と言って良いのか迷う規模感ではある。

それは赤線時代も同様で全国遊郭案内によれば貸座敷は2軒で娼妓は10名程度と細々としたものであったらしい。

 

そんでもって宿毛の赤線事情は謎が多く、どのあたりだったのかもはっきりと分かっていない。全国遊郭案内には”宿毛町新地に在って”と記述あり。電柱チェックやっとけば良かった・・・。

 

所々に旅館や旅館だったと思われる場所もあり歩いてみても確信は得られなかったが、神社前のこの雰囲気とかどうでしょう?

 

スナックもカフェー調の店から新しめのものまで様々。

 

時間があれば図書館や資料館などで漁ってみたかったが私ごときの知識では立ち行かなかっただろう。それでも見るのは好きよ。

 

ナイトの隣には・・・

にゃいと!

 

ここからは周辺の商店など。

 

文化財レベルの真心を売る店こと高橋文化堂。

そういえば少し前に新世紀エヴァンゲリオン劇場版まごころを君にAirが再上映されていたので観に行ってきた。そんで当時小学3年生で姉と観に行って上映後ポカーンとした記憶が呼び起されました。そして2年後の99年にウテナ劇場版で同じ目にあった。

 

商店街以外も生鮮食品や日用品販売店は壊滅レベルだったが居酒屋は元気な街。

半身がキテいますが提灯はでている。

 

情報量の多いクリーニング店。

 

隣はこんなんだし・・・。

 

かなり年季が入っていそうな谷坂醸造さん。
口コミを見ると遠方から買いに来る方もいるそうで。先に知っていれば買って帰りたかった。

 

 

渋すぎる理容店2コンボ。

 

手書きです。

 

こちらの理容店を撮影していた時に自転車で通りがかった顔の赤いオジサマから「おーい、こっちも撮りなー」と道路を挟んだ先から声を掛けられたのがこちら。

理容店の裏側にある精米所。分かってるじゃない。

オジサマは声を掛けるだけでさっそうと先へペダルを回していた。こういう大人になりたいものです。

 

以上、宿毛市の赤線跡とその周辺。

全3回の宿毛市編もこれで終わり。今振り返ってもいい街だったなぁとしみじみと感じる。今度は土佐清水市と合わせてゆっくりと堪能したいものだ。