訪問日時 2021年4月
あれから1年後。
完全に倒壊してしまったと情報を入手したがどうなったのか気になったため再訪してきた。ちょうど道中で通りがかり、軽く寄り道感覚で訪問。
まずは洲原神社から。
通称神の住む家の廃屋は無事。
前回訪問時は探索に時間を要したが今回は迷わず物件へ。
わー、本当に倒壊しちゃってるね・・・
藪が深い場所ではあるものの、足跡が残り朽ちてなお訪問者は後を絶たない様子。
玄関だった場所は何とか形を保っている。特徴的なガラス配置はそのままだ。
周囲には当時モノの残留物が少ないながら残っていた。
これは完全に倒壊と言っていいレベルかな。あの美しい光景はもう見れないようだ。
ここは思い出深い診療室への入り口の窓だ。
分娩台は押し潰されながら残っていた。近くに置かれていた大黒様も探してみたが見当たらず。残念。
すでに緑の侵食は始まっていた。長き役目を終え、自然に帰る時間がやってきたようだ。
再び神社を通って車へ戻る。まだまだ旅の途中。振り返らず行こう。
感想
完全に倒壊してしまったという話であったが診察室だけ無事との情報もあり自分の目で確かめてきた。ご覧の通り、すでに倒壊してしまっており何も知らなければただの廃屋同然という感じだ。昨年感じた儚げな美しさは倒壊直前の一瞬の表情だったのかもしれない。