2006年に閉園を迎えるまで約30年間開業されていた西部開拓時代のアメリカをイメーシしたテーマパーク。名目上は長期休業となっており、正確には閉園しているわけではないということ。そうは言っても15年近く手入れもされておらず、休園とは思えないくらい荒らされて廃墟化している。
今回は外観と周辺のみ記事にしていく。
訪問は初回記事の鬼怒川温泉へ行く手前、なんとなくマウントラシュモアのレプリカ像を写真に納めようと立ち寄らせてもらった。マウントラシュモアとは山の岩盤にアメリカ大統領4人の顔面が彫られたもので映画などで誰もが見たことがあると思われる。
まずは巨大な駐車場とエントランスから。THEアメリカンな匂いが充満している造りだ。
入り口は固く閉ざされている。隙間から荒れている内部が観察できた。
道沿いに公道を歩く。道路を挟んでもアトラクションがあった模様で吊り橋風の橋とレーザーガンのアトラクションを発見する。レーザーガンはSFですよね〜。
他にも建物がちらほらと点在しており中を覗くことができる。閉園は15年前であるがその頃にはバリアフリーな考えが広まっている時期で車椅子も用意されていた。
看板も営業当時のまま残っていた。
ウエスタン村とは関係ないユニークな飲食店も発見した。この店名で餃子なのか。さすが宇都宮の隣だ。
肝心のマウントラシュモアのレプリカ像は位置の関係から全容を撮影できず。車で走行していた道路からはっきりと見れた気がしたのになんでだろう。
感想
日本では貴重になったテーマパーク系廃墟の代表格。周辺を歩くだけでも充分に楽しむことができた。現在は休業中ということだが、再開する日は来るのだろうか。取り壊しこそ全く行われていないためゼロではないと思うが、そんな日が来ることを願っていよう。産業遺産としての側面もあるため、再開発や取り壊しがあるのならば最後に見学ツアーでもやってくれれば嬉しいかな。