廃線
トンネルの先に待つ静寂の駅 山中に眠る手掘りのトンネルに苔むした石造りの駅。 草木に覆われた静寂の世界。そんな魅力溢れる廃駅が愛知県新城市にひっそりと残っている。 今回訪問した駅は旧田口鉄道三河大草駅。 田口鉄道はJR飯田線本長篠駅と北設楽郡設…
世界遺産まで続いていた線路 清水港線(しみずこうせん) 開業:1916年 閉業:1984年 駅数:6駅 静岡県清水市(現在は静岡市清水区)と三保駅を結んでいた国鉄の線路。1916年に東海道本線の貨物支線として清水港駅まで開業。1944年に三保駅まで伸び、旅客営…
廃線を巡る旅も終着駅へ 前回の続き haikutu.hatenablog.com ついに能登線の終着駅へ辿り着いた。 最後の駅である蛸島駅はこれまでの駅よりも遺構が豊富に残されている。 18.蛸島駅 アクセス:★★★★★(駅前に駐車可能) 保存:★★★★★(適度な管理と豊富な遺構…
未来へ紡ぐ能登線の駅舎たち。 これまで訪れた能登線の駅舎は当時のありのまま残っていた。 今回、訪れた駅舎は観光の拠点になっていたりアート作品になっていたりと姿形を変えて地域に残り続けている物件ばかりだ。思えば七尾線の輪島・能登三井駅も同様で…
のと鉄道は奥能登の未来を築けたのか。 今回で4回目の更新となる能登線探訪。 山間の駅ばかりとなった前回までと違い、今回は海沿いの駅を紹介する。おそらく観光鉄道としては花形となる場所だったのではないだろうか。 haikutu.hatenablog.com haikutu.hat…
廃駅巡りとは時間との戦い・・・ 1日で能登線を巡る野望は儚く潰えた。 前回の甲駅らへんでは行けるかもと思ってしまった能登線の完全制覇。今回訪れた駅から雲行きが怪しくなったのを覚えている。さすがに30ある駅を1日というのか半日では話にならなかっ…
のと鉄道能登線の廃駅へを訪ねて… 今回から”のと鉄道”の廃路線の深部となる能登線を辿る。 前回訪れた七尾線と違い、路線全てが廃線となっている。奥能登の南岸を走った路線は全線開通となった1964年の4年後には赤字路線に名を連ねたということ。国鉄再建法…
能登半島に眠る廃駅を探す。 かつて存在した輪島市と珠洲市を結んでいた2つの路線。 奥能登とも称される文字通り半島の奥地を走っていた路線だ。 廃路線となったのは、輪島駅から穴水駅を結ぶ七尾線の一部区間と穴水駅から蛸島駅を結ぶ能登線の全線。両路線…
haikutu.hatenablog.com 廃線となった名鉄三河線の通称「山線」。 終着駅である西中金駅のひとつ手前、三河広瀬駅も線路を歩くことができる。 木造のこじんまりとした駅舎が残る。 西中金駅同様に喫茶店として再利用されている。 今回は営業時間外であったが…
愛知県碧南市から豊田市を結ぶ名鉄三河線。 現在は碧南駅から猿投駅までの路線となっているが、2004年まで碧南駅から海線・猿投駅から山線と呼ばれた路線区間が存在していた。その山線の終着駅である西中金駅周辺は気軽に廃線散歩ができるということで訪れて…